今日は音声でお届けしています。画面を閉じてバックグラウンド再生で、家事をしながらでも聴いてみてくださいね。
こんにちは、よりこです。
「わかってるのにどうしても動けない……」
そんな自分に、今日もため息をついていませんか?
今日はその「正体」をゆっくりお話しします。
「わかってるけどできない」——それは怠けじゃない
「しっかり食べて、睡眠をとって、生活習慣を整えるのがいいってわかってる。でも腰が重くて動けない」
私のところには、こういう方がたくさんいらっしゃいます。
そして決まってこう続けます。
「私って意思が弱いんですよね」と。
違うんです。全然違う。
動けないのは、脳があなたを守っているから。
脳の防衛本能という「仕組み」
脳は、過去の経験をデータとして蓄積します。
ダイエットで厳しい思いをした、失敗した、リバウンドした——そういう記憶が積み重なるほど、脳のOSは「また同じ状況が来たら危険だ」という判断を下します。
そして無意識のうちに、行動にブレーキをかけるんです。
これはスマホのセキュリティソフトが、危険と判断したアプリを自動でブロックするのと同じ仕組みです。
セキュリティソフトは、あなたを守るために動いている。悪者じゃない。
脳も、同じ。
「また傷つくくらいなら、やめておいたほうが安全」という脳の判断は、あなたへの愛護行動なんです。
気づく、ということ
では、どうすればいいのか。
最初のステップは、「知る」より「気づく」です。
自分が何を一生懸命握りしめているのか。
何を守ろうとしているのか。
また失敗する自分を見たくない?
変わることで、今の自分の立ち位置が変わることが怖い?
冷静に、その握りしめていたものの正体をそっと見つめてみると、
「……なーんだ、こんなものを守ってたのか」と気づくことがあります。
そのとき初めて、手を離せる。
そして大事なことをもう一つ。
自分と向き合った結果、「やらなくてもいいか」となっても、それで全然OKです。
「ダイエットしなきゃ」という思い込み自体が、脳を遭難モードにさせていることもある。
自分にとって、どうあれば健やかでいられるのか。
その基準で動けるようになることが、本当のゴールです。
小さな実験、始めてみませんか?
今日から試してほしいのは、「歯磨きレベルの小ささ」から始めること。
毎日歯磨きしてますよね?
でも子どもの頃は、お母さんに言われてやっとやってた。
今は、考えなくても体が動く。
気づいたらできるようになってた——そのレベルまで、ハードルを下げるんです。
そして環境も整えてみてください。
私はヨガマットをリビングに敷きっぱなしにしています。
体重計はテレビの前に置いています。
「やろう」と思う前に、もう始まってる状態を作ることで、
脳が考える前に体が動く。
意思の力ではなく、環境の力を借りる。
これが、脳のブレーキをそっと外すコツです。
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